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インターネットの時代になって、私たちは新しい「人間関係」の築き方を学んでいるのだと思います。
確かに、匿名性が高くなって、根拠のない、無責任な意見を誰もが書けるようにもなってきています。でも、そういう無責任な意見を読む必要もないですよね。 私は自分が納得できるサイトを訪問したり、お気に入りのブログを読んだり、はしますが、皆が匿名で意見を言うような場所には近づきません。 でも、そんな単純な使い方しか能のない私でも、インターネットがあるからこそ、世界中に信頼できる仲間がいます。 例えば、私のこのコラムにもよく登場する、神宮寺愛ちゃん。 彼女と私は、年も育ちも、住んでいるところも、専門的な訓練もなにもかも、まったく違うのに、前世はきっと、同じ空をかけ下りてくる雨粒だったのかな、それとも、同じ木から気持ちよく伸びていた枝だったのかな、と思うほど気持ちが通じ合います。 彼女と私は以前、世界に散らばるライターたちを束ねて、週一回発行していたメルマガで一緒に編集作業をしていたこともありました。愛ちゃんが編集長、私が副編集長でした。 実は、愛ちゃんは大手の出版社の元社員、私はどちらかというと、論文を書いたり、出版社の人に御世話になりながら、著作を書いたり、という経歴の違いがあります。 でも、二人に共通していたのは、 「心をこめて原稿を書く」 「たった一人でも顔の浮かぶ読者がいたら、その人に自分の心を伝える」 という「書くという姿勢」でした。 そして、二人にもう一つ共通していたのは、人を受け入れる、ということは、その人を丸ごと受け入れる、という心の在り方でした。 私はこの年若い友人が、私を絶対的に信頼してくれて、 「峰子さんのすることだったら、私は何でも応援するよ」 という態度に、どれほど励まされてきたことでしょう。 私は、インターネットの基本的知識が乏しいので、この空間を使って新しい人間関係を作ることと、普段の人間関係の作り方とに大きな違い、というものを感じていないのかもしれません。 私の「普段の人間関係の作り方」とは、至極簡単。気にいった人、気になる人に、声をかけてお友達になるのです。 はい、これだけのことです。 ですから、例えば、私のこのコラムを読んでくれて、コメントを下さった方がその人のブログのURLを残してくれた時などは、必ずそのページを訪問させていただきます。そして、自分でも何らかのコメントを書かせていただくことがあります。 そんなつながりから生まれたのは、谷澤久美子さん。 彼女はスクールカウンセラーというお仕事をされているのですが、彼女の書いてくれた私の記事へのコメントから彼女のブログにたどり着きました。私はすっかり彼女の潔い文章の、そして、その見事な職業感、人間としての責任感、そして堂々と「宝物は夫です」という率直な彼女のお人柄にメロメロになってしまったのです。 私と愛ちゃんが、空色庵という新しい可能性を模索すべく始めたブログ村には、この谷澤さんにも住人になっていただきました。 この空色庵は、cafeglobe のユーザーの皆さんにもお馴染みの渡辺葉さんも住人です。 彼女のこれまた独特の「葉的ワールド」には、強力なご贔屓筋が付いていて、彼女を中心としたとっても密なコミュニティが存在しています。 そして、葉ちゃんも実はインターネットを通した私の妹分なのです。 葉ちゃんは、軽快な文章もとっても素敵なんですが、実はなかなかの硬派のところがあり、彼女の感性の鋭さや切り口の鮮やかさは、見事です。もっともっといろいろなテーマで彼女の文章を読みたい、と思うファンがとっても多いはずです。私もその一人です。 それに何よりも、彼女の“可愛い優しさ”がすごいのです。 例えば、私の原稿に誤字があったりすると、葉ちゃんは即座に、「葉どす。……いま、字を追う仕事をしていて、細かく気がついちゃう」などと言い訳しながら教えてくれるのです。忙しいくせに、それを言うために、記事の感想を細かく書いてくれたり……。 インターネットだけのつながりを、「所詮はお遊びの関係」と、馬鹿にする人がいることも知っています。 でも、私はそうは思いません。 いくら、メールだけのやり取りだけだったとしても、そのメールの文章、間の取り方などから、その人なりはかなり分かります。私がメールでやりとりをして、例えば日本への帰国時にぜひお目にかかりたい、と願い、それが叶った相手に対して、がっかりしたことなど一回もありません。 松本典子さんも空色庵の住人です。 そして、彼女はこの cafeglobe の元編集長でした。実は、愛ちゃんも私も、この cafeglobe での連載をするきっかけとなったのが、このまつのりちゃんこと、松本典子さんなのです。 彼女は、渡辺葉ちゃんと大きなセコイアのような人間関係を持っていて、愛ちゃんも、「葉ちゃんが信用する典子さんが編集長なら」と連載を始め、私は、「愛ちゃんが信用するなら、私もぜひ!」というきっかけが愉快ですよね。 実は、この原稿を書くにあたり、彼女たちの写真掲載の許可を取るためいろいろ電話をかけていたら、おかしいことが分かりました。 愛ちゃんと典子さん、オアフ島で何と、“あざらし”を一緒に探していたのです! どうやら、典子さんのパートナーの写真家の仕事で、二人もロケハンに参加しているようでした。 さて、この原稿の最後は、現役の cafeglobe の書き手のミヤモトヒロミさんのことを書きたいと思います。 彼女は、MOVIE HUNTER というタイトルで、映画の批評を連載されています。 私は、彼女の書く映画の批評がとっても好きで、彼女のおススメの映画は、機会があるたびに見てきました。 でも一つ要望があったのです。それは、洋画が日本でロードショウになると、全部ではないものの、そのタイトルに邦題がつけられる場合がありますね。そうすると、「原題は何だったんだろう」と思っていたのです。南アは米国や欧州の映画はほぼ同時に見ることができるので、原題さえ分かれば、それを検索することが簡単だからです。 そこで、私は、cafeglobe の私の担当の編集者さんに連絡を入れて、「ミヤモトさんのメールアドレスを教えてもらえませんか」とお尋ねし、彼女にいつも彼女の批評を楽しみにしていること、紹介される映画で「これぞ!」を思うものは見ていることなどをメールでお伝えしました。 そしてもちろん、その批評に、原題をつけてくれないだろうか、というリクエストも一緒に。 そうしたら、ミヤモトさん、即効でなんとも気持ちの良いお返事をくださり、もう、その直後から、紹介される映画の原題をきっちりつけてくださるようになったのです。その素早い対応に私は、とっても感動してしまいました。こういう足元の軽やかさ、とっても素敵ですよね。 私は本当に世界中に頼もしい妹たちがいることが嬉しくてたまらないのです。 お知らせ 空色庵です、こちらもどうぞ!
by yoshimuramineko
| 2010-02-23 13:02
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