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南半球に位置するダーバンはいま、“冬”が終わろうとしています。
しかし、“冬”と言っても、日本の冬とは少々趣が異なります。ダーバンは気候が温暖で、朝晩はさすがに10度以下になったとしても、日中、太陽の下では30度を超える日もあるのです。 ですから、冬でも日中はTシャツ一枚でも大丈夫、となります。 さすがに、この頃の私はTシャツ一枚では寒いのですが、ダーバンの南アフリカ人は夏冬同じ服装をしている、と言っても嘘ではないと思います。もっとも、朝晩にはフリースのジャケットくらいははおるようですが。 「犬種は何ですか」と真顔で聞かれて、 「はぁ、シベリアンハスキーの雑種です」というと、 「ええハスキーってこんなに大きくなるの?」と驚かれます。 でもね、冬毛がね、よけいに彼を太っているように みせているんですってば! ダーバンがさほど寒くない証拠に、ダーバンの家々には暖房装置がほとんどないことがあげられます。 私たちの住んでいるウィンストンパークは、ダーバン港から内陸に30キロほど入った丘の上にあって、ダーバンの街中よりも朝晩の気温は5度以上低いはずです。それでも、我が家は茅葺の屋根のおかげもあり、最低気温は、家の中で12度くらいでしょうか。 でも、私たちにとって、これくらいは許容範囲です。実際、ダーバンよりもっと寒くなるエチオピアの首都アディスアベバや、マラウィのリロングウェに住んでいた時でも、暖房は使用しませんでした。そしてこれは、子どもたちが赤ちゃんのころからの習慣なので、彼らは「寒いから暖房を入れよう」という考え方自体をしないのです。 実は、子どもたちに、一年を通して冷暖房が必要ない生活がいかに恵まれているか、ということを、身をもって知って欲しいから暖房をあえて使わない、とも言えるのかもしれません。 せっかくアフリカに住んでいるのだから、季節の移り変わりの中で少し我慢することもいいではありませんか。ADSLなどのインターネットの設備など、先進国なみの暮らしもしているのです。だからこそ、ちょっとの我慢と工夫で、必要のないエネルギーを消費しないでいられるとしたら、それはとっても幸運なことです。 そして、そもそも、南アの生活は早寝早起きです。私も夕御飯を食べたあと、2時間くらいは仕事をしますが、そのあとは寝る前に熱いお風呂にゆっくり入って読書を楽しみます。その後、羽毛布団の中にもぐり込めばもう寒さは感じません。朝も私は読書の楽しみのため、30分は暖かいお風呂に入ります。その前の夜に読みかけている本を数ページ読んでいるうちに、もう体もほかほかしてきます。お風呂から出て、ちょっと暖かめのセーターを着込んで、熱いお茶をすすれば仕事モードに直行です。 でも、今日、庭を見ていて、ふと気がつきました。 この植物、何であるかお分かりでしょうか。さすがにちょっとしおれてはいるのですが……。 そう、これ、日本の紫蘇なのです。日本の紫蘇はもちろん、日本料理に欠かせない薬味です。アフリカに住んでいると、やはり紫蘇や茗荷など、日本の薬味が恋しくなります。そこで、アフリカ原産ではない食物をアフリカの土地に植えるのをいけないことだとは知りつつも、紫蘇を庭に植えてしまいます。 しかし、それにしても、ダーバンの紫蘇、すごいです。だって、実はこの紫蘇、去年の春頃(季節が日本とは逆なので、南アの春は9月〜11月)から頑張っている株なのです。今年は例年になく、ダーバンは寒さが長引いているのですが、その寒さにもめげずに、いまだにこんなに葉っぱが青青としているのです。 私の記憶が正しければ、確か、新しい紫蘇の株は例年、9月の下旬には地面から出てきます。ということは、ほぼ一年を通して紫蘇を楽しんでいることになります。もちろん!温室で育てているわけではありません。純粋に地面からすっきりときれいに育っている紫蘇なのです。 これは、やはりダーバンが一年を通して過ごしやすい土地であることの何よりの証明ですね。 我が家の冬のお楽しみ!
庭の木にたわわに実るアボカドです
by yoshimuramineko
| 2008-08-04 04:08
| 萱葺きの家から
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